10月の読書
10月は前半ばたばたしていたので、後半読んだ割には少なめの17冊です。
意識して読んでいたので、今月は図書館小説が多め。「マリみて」「図書室の魔法」「法月綸太郎の冒険」「星々の悲しみ」「図書館の死体」。
花澤さんの「乙女の読書道」で気になり、ウッドハウスを読んでみてから、ずっと食わず嫌いをしていた海外文学に抵抗がなくなった気がします。そして、アレクシア女史を読んでから、SFも面白いなぁと感じ始めました。
高校生の頃に読んでいた本を今読むと、全く印象が違うのは、最近本当に感じていたのですが、本当に本の好みも変わってくるんだなぁと実感しました。ちょうどフェアをしていたハヤカワ文庫も1冊買ってきたので、楽しみに読もうと思います!
そして、来週に迫ったおおいた一箱古本市の準備をしています。
明日のブックオカの一箱古本市は雨ですが(そしておそらく明後日に延期)、来週は晴れるといいですね。
続きを読むジョー・ウォルトン「図書室の魔法」
図書室の魔法 上 (創元SF文庫) (2014/04/28) ジョー・ウォルトン 商品詳細を見る |
「さらに彼女は、もしこの図書館に読みたい本がなかった場合、十六歳未満の登録者は図書館相互貸借制度(インターライブラリー・ローン)が無料で利用できることを教えてくれた。要するに、わたしが読みたい本の書名と著者名を伝えるだけで、彼女たちがその本を取り寄せてくれるのである。
(中略)
インターライブラリー・ローンこそは、世紀の大発明であり、人類文明の精華である。
実際、図書館とは本当に素晴らしい施設だと思う。書店より素晴らしいくらいだ。書店は本を売ることで利益を得るが、図書館は一切お金を取ることなく、所蔵している本を親切に貸してくれるのだから。」(上巻 p.100)
「わたしは変化しながら成長し、大人になってゆく。どこに引っ越そうと、図書館の利用者登録は真っ先にすませる。そのうち、別の惑星の図書館を利用できる日がくるかもしれない。」(下巻 p.266-267)
続きを読む「伝わるデザインの基本」
伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール (2014/07/03) 高橋 佑磨、片山 なつ 他 商品詳細を見る |
昨年あたりからポスターを作る機会が多く、デザインについてももっと勉強したいなと思っていました。
そのポスターを作る際に参考にさせてもらっていたサイトのひとつ、「伝わるデザイン」HP の書籍化です。
専門的な話ではなく、WordやPower Pointなどで普段からできる基本中の基本のエッセンスがたくさん詰まっています。
箇条書きやフローチャートの注意、基本的なレイアウトなど、読んだ後すぐにでも使えるポイントばかりです。
ページは多いですが、なによりこの本自体が見やすいレイアウトになっているので、とても分かりやすいです。
最近、うちのリーダーと「Officeっぽくないポスター」を合言葉にデザインを頑張っているのですが、まさにちょっとの工夫でスタイリッシュになれるコツがたくさん載っていました。
今回は図書館で借りたのですが、そのうち購入予定です。
ポスターやPower Pointを作る人なら一読の価値ありです。おすすめ!
(なんだかそういうマージン狙いの記事っぽくなりましたが、純粋にとても良かったのです笑)
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