夜明けのオクターブ

本のある風景を集めて

【積読企画15】「六本木少女地獄」

読了日:9/27

原くくる処女戯曲集 六本木少女地獄 (星海社FICTIONS)原くくる処女戯曲集 六本木少女地獄 (星海社FICTIONS)
(2011/08/17)
原 くくる

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久しぶりに戯曲を読みました。特に苦手意識などはないけれど、やっぱり戯曲は読むよりも実際に観た方がいいのかなと思ってしまいます。普段ほとんど演劇を観ないけれど、たまには劇場で観たいなぁ。

女子高校生(当時)が書いたものなのですが、色々すごいなぁと感じました。少女とか高校生とか青春とかをぎゅっと集めてぐるぐるかき混ぜてぶちまけたかんじ。ヴィヴィッドな竹さんの挿絵がよく似合ってました。あの頃ならではの、あり余ったエネルギーとよく分からない焦燥感を少しだけ思い出しました。…こんなに狂ってなかったけど(笑)

演劇の知識は全くないのですが、そもそもこの戯曲は舞台の上で実演することが可能なのかしら…?銀河鉄道は特に。でも、実際に演じているから可能なのでしょうね…。うーん。観て見たい気もするし、観たくない気もする…。