【積読企画１３】「県庁おもてなし課」

読了日：9/14

これも発売すぐに買ったはずなのに積んでたもの。いったい何冊積んでるんだ自分…。

読み始めると一気に引き込まれるのはさすがの有川さんですね。県庁が舞台なだけあって、色々お堅いことや小難しいことも出ては来るのですが、キャラクターが立っていて勢いがあるのでぐいぐい読めます。そして制度云々についても分かりやすい。政経さっぱりの私でも難なく理解できました(笑)

そして、やっぱり主人公組よりも脇役組の方が好きだなぁと思いました。最後はちょっとあっさりかな？と思ったり、この先が気になる…！と思ったりもしましたが、甘々だけじゃなくてちゃんと苦みもあるところが良いですね。「植物図鑑」はちょっと苦みが強すぎるけれど。

一番驚いたのは、これが新聞連載だったこと。読むまで知りませんでした。新聞でこの内容で連載って、作中でもやってるけど、かなりハードで挑戦的だなぁと(笑)ほんとに爆弾投げ込むのが大好きですね、この人は(笑)

夜明けのオクターブ