【積読崩し5】「黒猫の遊歩あるいは美学講義」
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黒猫の遊歩あるいは美学講義 (2011/10/21) 森 晶麿 商品詳細を見る |
発売したときから気になっていたクリスティ賞受賞作。表紙が素敵ですよね。
自由気ままな若き教授「黒猫」と私が謎に出会う、連作短編ミステリ。すごく楽しみにしてたのですが、正直私には合わなかったです…。1作1作が短いのもあるかと思うのですが、なんだか主人公の都合の良いように事が運びすぎているかなぁ、と。あと、好いた惚れたが軽い気もして、人間味が薄いかんじがします。
美学講義は面白かったけど、ちょっと小難しいですね…。ポーはあまり読んでないので、あらすじは書いてくれているものの、取っつきにくかったかな。
読メの感想を見たかんじでは、合う人合わない人が分かれる作品のようですね。
雰囲気とか2人の関係はすごく好みなのですが、うむむ…。私が最近ゆるいのばっかり読んでたからかなぁ、と思わなくもないけれども。ちょっともやもや。