夜明けのオクターブ

本のある風景を集めて

ブック・フェスタ・ベップ2012 その1

11月11日、ポッキーの日に、今年もブック・フェスタ・ベップに参加してきました!!

昨年の第1回に続き、2回目の参加でした。私と友達2人の計3人でわいわい楽しく本を売ってきました。

ちょっと長くなりそうな予感がするので一旦たたみます。(しかし、この追記がPC以外では意味がないことに最近気がつきました…)


当日は朝から大雨で、天気予報も大荒れの天気と言っていたのですが、一緒に行った強力晴れ女な某友人のおかげか(笑)、昼ごろには雨も止み、別府の街を歩くのも傘なしで大丈夫なほどになりました。

雨のため、当初4か所の予定の一箱古本市は3か所に縮小され、全て屋内でとなりましたが、それ故に店舗同士の間隔が近く、なんとなく親しい雰囲気になっていたように思います。

今回私は、「図書館と猫」という屋号で出店しました。皆から、そのまんまじゃん!と言われましたが、その名の通り、図書館と猫が好きなだけです(笑) 今回は「図書館と猫」の本で一箱、それ以外のキャリーケースが一箱、という形にしました。そして、図書館小説のブックガイド的なミニ本を作って行きました。(ついったーで回っていた「8p Orihon Maker」というサイトさんを使わせていただきました!かなり便利ですね)

昨年はしおりを作っていたのですが、今年はそこまで手が回りませんでした…。

実際の一箱古本市開催中は、昨年と同じく、老若男女たくさんの方が見て、話しかけて、買って下さいました。昨年も本当に実感したのですが、「この本面白いの?」「おすすめはどれ?」とたくさんの方が気軽に話しかけてくれます。最初は私も答えていたのですが、何故か途中から人見知りを発動して申し訳なかったです…。

図書館小説については、ミニ本を作っていたこともあり、かなり多くの人が興味を示して下さいました。

三浦しをんの「秘密の花園」を、きれいなお姉さんに「単行本は!皆川博子みたいな!薔薇密室みたいな!毒々しい表紙なんです!!」と熱く語って売ったり(笑)、おばさまが「これとこれはどっちがおすすめ?」とガガガ文庫スーパーダッシュ文庫を手にとってくれたり、本好きは本が登場する小説と聞くと反応してくれる人が多いなぁと感じました。もちろん私も大好きです!

そして、猫の方は図書館小説より持って行った量が少なかったのですが、ほぼ完売でした(笑)屋号に猫を入れたのでと思い、猫のぬいぐるみも飾っていたこともあり、手に取ってくれる方皆が「猫好きです」と言って買っていってくれました。

猫好きは、犬やその他の動物好きよりも、「猫」という単語に反応することが多いような気がします。グッズなんかもつい買ってしまうという(私もですが笑)。以前、書店で動物のフェアをした時も、猫の写真集や小説がすごい勢いで売れていたのを思い出します。

そしてそして、今回一番印象に残っているのが、荻原さんの勾玉三部作を買っていって下さったおじさま!20代くらいの女性が何人も「懐かしい~」と見ていったのですが、ふらっと来られたおじさまが手にとってくださったので、「この本は単行本もノベルスも持っていて、でも文庫を2セット持っているんです!!」と語ったところ、「この本、ぶっくおふで100円に落ちるのを待ってたんだけどね~」と言って3作品とも買ってくださいました…!!まさか男性、しかも年配の方に買ってもらえるとは思わず、一箱古本市って面白いなぁと感じました。

普通の新刊書店やぶくおふ等の古書店で買うのとは、また違う気持ちで買ったり売ったりできるような気がします。売っている側も、実際には普段は買う立場であるというのが、売る方と買う方の距離の近さにつながっているのかもしれないですね。(中には普段は売る方という方もちらほらいらっしゃいましたが。私もそれに近いですし。それでも、普段売っている時とはまた異なるのだと思います。)

雨の影響もあり、売上自体は少しでしたが、たくさんの方とお話できて楽しかったです。

なんと、今回は「チームワーク賞」なるものをいただきました!!3人で仲良く参加して良かったです^^来年はどこで何をしているか分からないメンバーだったので、良い思い出になりました。

また来年もあるのならば、参加したいなぁと思います。次も何か作っていきたいですね。

もうちょっと書き足りないので、週末あたりにその2を追加する予定です(笑)