【積読崩し1】「ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。」
読了日:7/22
ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。 (一迅社文庫 アイリス こ 3-1) (2008/10/20) 古戸 マチコ 商品詳細を見る |
積読崩し企画の1冊目です。
「はなかおる」のシリーズが好きだったことまちさんの、アイリスでの1作目。中古で見つけて買ったまま、1年くらい積んでたと思われる…。「はなかおる」の逆ハーラブコメとはまた違うファンタジーでした。
続きから感想。あまりネタバレはないと思うけど、一応たたみます。
とにかく、にゃんこが、にゃんこが可愛かったです…!!猫耳美形な俺様、ただしヘタレでツンデレ!という素敵キャラ。後半、デレデレ甘えてるところが可愛かった。私もなでなでしたい!!
そして、ハードボイルドネズミ(著者談w)がかっこいいです(笑)ネズミのくせに渋い(笑)
脇の2人はいいかんじにキャラが立っているのだけれど、主人公の女の子があまり目立ってなかったかなぁと思います。主人公の成長がメインのお話だからこんなものかしら…。魔女さんも良いキャラの割にはあまり出てこないので、もっと見たかったかな。
全体的には、長さが短めなのでよくあるかんじに話が進むのと、私は途中でオチが読めてしまったのが少し残念。でも、終わり方が好きなのと、キャラが可愛かったので、読後感は良かったです。
最近気づいたのだけれど、アイリスは本文の文字の大きさと行間が私好みです。(文字や行間が大きすぎると読む気が失せません…?)章の最初のページにいたちっちゃい黒猫も可愛かったです。
あと、アイリスは表紙がキレイなのが多いですよね。シリーズものにならない単発が多いので、突然表紙で売れるのは圧倒的にアイリスが多かった気がします。(売ってた時の勘w)もちろんこれもキレイ。